日光を浴びて血糖値を下げましょう

昼間に日光を浴びると体内時計が整えられ、血糖値が低下しやすくなる可能性が示されています。体内時計はおよそ24時間周期でホルモンや睡眠の周期をコントロールしていますが、時計の調節には目から入ってくる光が大切ということがわか…

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週1回注射のインスリン

昨年、週1回投与で済む新しいインスリン製剤が市販される目処がついたとのニュースがありました。インスリン療法の基本となる基礎インスリン(Basalインスリンと言います)は現在のところ、1日に1ないし2回の皮下注射が必要です…

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糖尿病治療の新薬:トリアゴニスト(レタトルチド)

今年、インクレチン(GIP/GLP-1)受容体作動薬という糖尿病治療の新規注射薬が発売されました。今までもインクレチン受容体作動薬は市販されていたのですが、この薬剤はあまり強い副作用(とくに吐き気)を起こさず、血糖値を下…

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バイオニック膵臓

先日、米国食品医薬品局(FDA)は、インスリン必要量を自動的に判断できるインスリンポンプと持続皮下グルコースモニター(CGM)を組合せた新しいシステムを、1型糖尿病患者向けとして承認しました。CGMで得られた皮下グルコー…

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夜食について考える

以前にも夜食が体に与える悪影響についてこのホームページでもお伝えしたことがありますが、夜眠れないほどお腹が空いたらどうしたら良いのかについても考えてみましょう。夜遅くにとくに糖質の多い食事を摂ると体内時計が狂ってくる、具…

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植物由来の食品を摂りましょう

野菜、豆類、全粒穀類など植物由来の食品は、肥満や血糖上昇を防ぐのに役立つことがわかっています。反対に、高脂肪・高カロリー食は脳の働きを抑え、過食につながるとも言われています。米国サウスカロライナ大学の研究では、低脂肪ダイ…

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睡眠を改善する

より良い睡眠は糖尿病になるリスクを減少させ動脈硬化を予防することがわかっています。より良い睡眠のためには睡眠時間だけでなく睡眠の質を改善することが必要です。たとえば規則正しい睡眠時間とか、より深い睡眠も大切です。最近はス…

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インスリンの飲み薬

インスリンの飲み薬があれば良いのに、治療がもっと楽になるのにと思いますよね。インスリンはもともと人間の体内に存在していて安全に血糖値を下げてくれる物質ですが、唯一の難点は注射しか投与方法がないということです。静脈注射のよ…

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マーガリンは体に良くないのか?

マーガリンはトランス脂肪酸が多く含まれているので体に悪い(動脈硬化を起こしやすい)とか、食べるプラスチックとか言われてました。2018年にはアメリカ食品医薬品局(FDA)が食品への水素添加油脂の使用を禁止しました。水素添…

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低炭水化物ダイエットの功罪

日々の食事から糖質が多い食物(炭水化物)を減らすと肥満が改善したり、血糖値が低く抑えられたりする効果があります。しかし、低炭水化物ダイエットを続けると、タンパク質や脂質の摂取量が増えることになり、それが他の病気の原因にな…

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