肉は食べ過ぎも少なすぎも良くない…
国立がんセンターの研究結果によると、日本人の肉類の摂取量は1970年から2006年までの間に2倍に増加したとされています。肉類に含まれる動物性脂肪やタンパク質の摂取が脳卒中の減少に貢献したとされる一方で、肉類の過剰摂取による糖尿病を代表とする生活習慣病リスクが増加することがわかっています。
今回、食事アンケート調査により、男性では肉類の摂取量がもっとも少ないグループに対して、もっとも多いグループで心疾患死の死亡リスクが高くなっていました(女性では明らかではありませんでした)。
肉類に含まれる飽和脂肪酸がその原因ではないかと言われれていますが、何事もほどほどが大切であると考えられます。
PLOS ONE(doi.org/10.1371/journal.pone.0244007)より引用