睡眠を改善する

より良い睡眠は糖尿病になるリスクを減少させ動脈硬化を予防することがわかっています。より良い睡眠のためには睡眠時間だけでなく睡眠の質を改善することが必要です。たとえば規則正しい睡眠時間とか、より深い睡眠も大切です。最近はスマホと連携した活動量計で睡眠の深さや睡眠中の脈拍の安定性、機械によってはあくまで簡易的なものですが睡眠中の血中酸素飽和度などを測定して可視化してくれるものもあります。このような機器を利用してご自分の睡眠の質を改善させることができます。

睡眠を改善させる方法はいくつか提案されていますので、いくつか例をあげておきます。当たり前のことですが1)朝食を必ず食べることで生活のリズムを整えることで睡眠は少しずつ改善します。このとき食物繊維を多く含む複合糖質と適量のタンパク質が必要です。菓子パンのような単純糖質の固まりのような食品は血糖値を急上昇させ血管にダメージを与えます。2)運動を習慣にすること。運動によりストレスが解消され、深い睡眠が可能になります。3)ゆっくり噛んで食べる、食物繊維の多い食品を多く摂取する、食後に軽い運動をすること等を実行し食後血糖の急上昇を抑えましょう。脳の働きには糖分は必須ですが血糖が急上昇して血液中に糖が溢れてくると脳の働きは鈍くなってしまいます。

このように生活習慣を少しずつ改善することで睡眠の質をより良いものにすることができます。皆様も今日から実行されてはいかがでしょうか。