座っている時間を減らしましょう

座ったままの時間をできるだけ減らすことで糖尿病の状態が改善することが報告されています。この研究では、座りがちで運動不足の中高年を2つのグループに分け、1つのグループでは、1日1時間座っている時間を減らし、軽めの運動や日常の活動を増やすよう指導されました。もう1つの対照グループでは、従来通りの座りがちな生活を続けてもらいました。
3ヶ月後の結果ですが、最初のグループは座りがちな時間を1日に約50分短縮でき、血糖コントロールが改善しました。対照グループではとくに変化はありませんでした。座っている時間を減らすことに加えて、身体活動の量や強度を増やすことで、より良い血糖コントロールが期待できると結論されています。

以上より、自宅でもじーっと座っていないで立ち上がり活動量を増やすことを意識できれば、血糖値は下がることが期待できると思います。皆さんも意識して立ち上がりましょう。