筋肉を増やす運動を心がけましょう
糖尿病治療において、運動はとても重要です。
日中に座ったままでほとんど動かないでいると筋肉が衰え、血糖値が上昇しやすくなります。ウォーキングなどの有酸素運動と筋肉を鍛える筋力トレーニングの両方が糖尿病の予防にも治療にも効果があることがわかっています。糖尿病というと生活習慣病(この表現は止めるべきという意見が最近は多くなっていますが)の代名詞と思われていますが、少食でも肥満でなくても糖尿病を発症する人も多いこともわかっています。このような人たちは、糖尿病になりやすい遺伝的素因を生まれたときから持っていると考えられており、生活習慣病という表現が不適切(その人の生活の仕方が悪いわけではない)と言われる所以です。
では、そのような糖尿病を発病しやすい人はどうしたら良いのでしょうか?ここでも筋肉トレーニングが有効であることがわかっています。トレーニングにより筋肉量を増やし内臓脂肪を減らし、血液循環を良くすることが、インスリンの働きを高め血糖値の改善につながります。
筋トレというとジムに通って重いものを持ち上げ、ランニングマシンで無理矢理走って汗を流さないといけないと思ってはおられませんか?筋トレには確かにウェイトマシンやダンベルなどを使うウェイトトレーニングなどがありますが、自分の体重を使う自重トレーニングがケガの心配が少なくお金もかからず自宅でもできるのでお勧めです。安全なトレーニング方法がネットでも公開されています(https://www.health-net.or.jp/tairyoku_up/)ので参考になさってください。
運動は毎日する必要はありません。筋肉もお休みが必要ですので、目標は1日おき、週3回程度です。今日からあなたも運動を始めてみませんか?
