10月季節のお知らせ
１０月はハロウィンがありますね。ハロウィンはカトリック教会の諸聖人の日（すべての聖人を記念する祝日）の前日に行われます。またハロウィンに欠かせないジャック・オー・ランタンですが、実は最初はかぼちゃではなく、かぶが使用されていたといわれています。ヨーロッパでは今なお、この名残がある地域もあるようです。
このかぶには春ものと秋ものがありますが、一番美味しいのは１０月～１１月頃の秋ものです。
白い根元にジアスターゼやアミラーゼというでんぷんの消化酵素が含まれているので、胃もたれや胸やけを解消する働きや整腸効果 があります。
消化酵素の効果は加熱すると低下するので、漬物やすりおろして食べると効果が高いです。
葉の方には抗酸化作用の強い、ビタミンE・β－カロテンを含み、がんの予防効果が期待でき、カルシウムも含まれているのでイライラやストレス、骨粗しょう症予防になります。
根元と葉の両方にはビタミンCが含まれ風邪予防や疲労回復にも効果的です。
かぶの栄養成分は根元より、葉に多いです。葉は根の約４倍ものビタミンCを含み、ほうれん草の約2倍に相当します（可食部１００gあたり）ハロウィンには、かぼちゃだけでなく、これからが旬のかぶを使った料理を作ってみてはいかがでしょうか？